クレイの「かんがえる」

かんがえるといえば電球

「かんがえる」では、「つくる」ためにどう考えるかをご紹介したいと思います。
クレイではアプリやサービスの開発前に Getting Real を参考に、「かんがえる」ステップを作っています。

  1. どのような問題を解決できるか?
  2. ビジョン
  3. 喜ばせたい相手を明確にする
  4. ライバル製品と比較して「何がいらないか」を明確にする
  5. ビジネスとして成り立つか検討する
  6. 必要な機能に絞り込む
  7. ラフなインターフェースデザインを作成する

それではステップを一つずつ紹介していきます。

1どのような問題を解決できるか?

このアプリ・サービスを使って、どのような問題を解決できるかをまとめます。

本来は、「問題を見つける」→「解決方法を考える」というステップを踏みます。開発を依頼された場合は、このアプリ・サービスがどのような問題を解決できるかを考えます。

問題を見つけるために、自分やチームが問題と感じていることをまず考えるようにしています。

2ビジョン

アプリ・サービスのビジョンを一文で説明出来るぐらい明確にします。
下記の点を考えるとビジョンを明確にしやすいです。

  • 何のために存在している?
  • それはどんなことができる?
  • 他の似たようなものと何が違う?

3喜ばせたい相手を明確にする

コアな市場、ターゲットを決定するために、誰を幸せにしたいかを考えます。
身近な人をイメージすると考えがまとまりやすいです。

喜ばせたい相手をイメージできたら、具体的な人物像を作ると、よりわかりやすくなります。

4ライバル製品と比較して「何がいらないか」を明確にする

ライバル製品の調査と比較をすることで、真似をするのではなく、「何がいらないか」を明確にします。「何がいらないか」が明確になると「はっきりとしたマーケティング上のメッセージを持てる」「自分たちの視点と考えを持てる」という二点を持てます。

ただし、ライバル製品との競争を意識しすぎないようにします。

5ビジネスとして成り立つか検討する

自分たちのアプリやサービスの場合、スケジュール、予算、ビジネスプランを元にビジネスとして成り立つか検討します。特にお金の流れを図にするようにしています。

6必要な機能に絞り込む

より多くのことをする製品を作るのではなく、より少ないことをする製品を作ることを目指します。アイデアリストを列挙し、不可欠なもののみを選択します。

  1. アイデアリストを作る
  2. 自分たちの製品に必要だと思えるものを選ぶ
  3. 選んだものを半減させる
  4. 最も不可欠なもの残るまで機能を削る

1~4を繰り返す。

7ラフなインターフェースデザインを作成する

作り出す前にラフなインターフェースをスケッチします。
クレイでは紙に書いて、スキャンして共有します。

あまり立派なインターフェースデザインをするのではなく、素早く、殴り書きで、お手軽なものにします。インターフェースから手を付けると、アプリ・サービスがどのように使われるか、イメージしやすくなります。

最後に

「かんがえる」は弊社にとっても本格的に採用を始めたばかりで、これから実績を作っていく過程にあります。「かんがえる」ステップを踏むようになってから、開発者全員が同じイメージを共有でき、ムダな機能を削ることで開発期間も短くなっています。

「クレイのつくる」では弊社の開発についてご紹介しています。
ぜひそちらもご覧ください。

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